DIY 押し入れ用本棚作り ２

こんばんは！

余談になってしまうかもしれませんが、続きを書いていきます。

前回設計に続き、木材選びについて書いていきます。





ちょこっと紹介した２×４や合板などを含め、木材の種類は大変多いです。
私でも知らない木材も大変多いので、知っている範囲で紹介します。





簡単に種類を分けると、


無垢材

集成材

合板


などになるかと思います。









まず集成材と合板についてです。
どちらも複数の木材を接着した物です。

集成材は弱い木材は中心の強度が必要なところでは使わない様に弾かれ、高い強度が保たれるようになっています。
また接着の仕方は、縦に接着したり横に接着したり様々です。

複数の木材をくっつけているため、強度に不安をもたれる方もいるかと思いますが、最近では構造材としても使われるなど、強度は十分です。

また、様々な種類の木材を組み合わせる事ができるため、欠点を補い合った高い性能の木材もあったりします。




合板は先日紹介したので、割愛します。




良いところばかり並べましたが、悪いところももちろんあります。

集成材、合板どちらも接着剤を使用しているため、粗悪な物を購入すると目や鼻、喉に悪影響を及ぼすホルムアルデヒドなどが含まれているため注意が必要です。
他にも集成材に関しては、「木材の選別」「接着」などの手間がかかっているため、割高な物が多いです。










次は無垢材です。

無垢材とは接着などは行っていない一本の木から切り出された木材です。
２×４も物によりますが、これにあたります。

特徴としては、
木目がきれいな事、湿度の調整を多少なりとも行ってくれる事などがあります。





悪い点としては、
質の差が激しいことがあげられます。


質の差とは、曲がりや反り、節や成長のしかたによって強度や使えるもの使えないものが分かれる事です。
また、良くも悪くも価格がピンからキリまで分かれます。











文字ばかりで、読む気が…となるかと思うのでまとめますと、


集成材
　強度があり、扱い易い。
　サイズもいろんな物が有る。
　どんな接着剤や木材を使ってるのか注意が必要。
　価格が高め。


合板
　基本的にベニヤ板と呼ばれる様な大きさ・厚さの物のみ。
　広い面の物を作る際には便利。
　どんな接着剤・木材を使っているのか注意が必要。
　多く販売されている物なら安く手に入る。

無垢材
　奇麗な木目の家具が作りたいならこれ。
　良くも悪くも一本の木なので個体差が激しい。
　購入時に曲がり・反り・節の確認が一本ずつ必要。
　一枚板などを買わない限り、価格は安い。天板などにする物の場合高い。






ざっとまとめるとこんな感じです。
作る物によって、適する物が異なるので一概には言えませんが、初めての方は集成材を使用されると「個体選びのミス」「欠け・割れ・裂け」という問題が起きづらいのではないでしょうか？






字ばかりなので、最後に押し入れ本棚の完成写真を貼っておきます。














では！